ギター初心者でも簡単! 弦交換方法 アコースティックギターの弦交換

ギターを弾き始めると、出てくる課題の1つが“弦交換”です。
ギターの弦は、1ヶ月から3ヶ月で交換するのが良いとされていますが、初心者の方はどうやって交換すればいいのかとても不安だと思います。

楽器店でも弦交換を行ってくれるお店もありますが、自分で出来るとカッコイイですね!

そこで今回は、アコースティックギターの弦交換方法をご紹介します。

 

アコースティックギターの弦交換方法

弦を用意しましょう


交換する弦を用意しましょう。
楽器店に行くとたくさんの弦が売っています。リーズナブルなものから少しお高いものまで色々とありますので、ご自身で試していくのが良いと思います。それぞれ、弦のタッチや音色など個性があります。
最初のうちは、どれを選べばよいかわからないとおもいますので、3PACになっているものなどでよいので、弦交換も練習するつもりで購入すると良いと思います。

弦を外します


私はいつも、弦を交換する際にはニッパーで弦を切って作業しています。以前は、ペグを回して交換して外していたんですが、時間がかかる&疲れる事がわかりそれからは切ってしまうことにしました。
弦をある程度緩めてから、12フレット辺りで6弦全部を切ります。
※切る際は弦がはねたりしますので、安全に注意の上作業してください。

弦を張る


弦を袋から出して、実際にギターに張っていきます。
今回は1弦が切れたので、1弦だけ交換しました。

弦を張る際に、弦の丸い部分を90度に曲げて設置すると良いと言われています。
ピンを挿して、弦をブリッジ側に固定できたら、弦をペグに巻いていきます。
この際、私は先に弦を切ってしまいます。巻くところから5㎝程度残してカットします。
弦の先を、穴に通して巻いていきます。
弦を巻いていく際は、弦がどんどん下にいくように巻いていきます。

ギター初心者 ドットコム 弦交換動画


弦交換の際のチューニング

これは、弦を新品のものに張り替えた際に行う作業です。弦は、伸びるので一度チューニングを行っただけでは時間経過とともにどんどん伸びてしまい、音が狂いやすくなります。そのため、弦を引っ張ることで“弦の伸び”を少なくするために引っ張ります。

1回目 6弦⇒1弦のチューニングをしたら 全部の弦を12F(12フレット)で引っ張って伸ばす
3回程度繰り返せば、ほぼ弦の伸びはなくなります。


Q&A

弦交換したけれど、弦がダルダルです。どうしたらいいですか?
弦は交換できたけれど、弦がダルダルということは、弦が巻ききれてなくて基準の音になっていないのだと思われます。多分、オクターブ下でチューニングされたのではないかと思います。動画でスタンダードニューニングの音をアップしますでの、こちらの音を参考にチューニングしてみてください。

弦交換したけれど、やっぱりうまく出来ませんでした。お店で、弦交換してもらうことは出来ますか?
最初のうちは、なかなか難しいのが弦交換です。どうしても難しい場合はお店でやってもらいましょう。ただし有料になります。その際に交換の方法を見せてもらえるといいですね。慣れるまでは安めの弦で練習すると良いと思います。
弦を交換したら、滑りが悪くて弾きづらくなりました。
新品の弦はほぼ滑りません。滑りを良くしたい場合は“指板潤滑剤”を弦交換後にスプレーすると良いです。私は、アリプロⅡ・スムーズフィンガーというものを使用しています。お店やネットで探してみてください。