ギター初心者の方 便利アイテムであるカポタスト（カポ＝CAPO）をご紹介 何を買えばいいの？
これからギターを購入しようと考えている場合、ギター以外にも一緒に買っておいたほうが良いものがあります。その中でもあるととっても便利な”カポタスト 通称：カポ＝CAPO”のご紹介をしていきます。
カポタストって？何？
カポタストはギターのネックにつけることで、曲の”キー＝音の高さ”を簡単に変更することのできる便利な道具です。
例えば、スタンダードチューニングでカポをつけずにコードを弾いて歌を歌ったとします。その時に「なんだか歌いづらいな～」って思うことありませんか？
それは、あなたのキーと歌のキーが合っていからなのかもしれません。
今はカラオケでもキーの調整ができますね。
そんな時に、カポを使ってキーを上げて歌って自分のキーに合わせたり、バレーコードの多い曲を同じキーだけれでもオープンコード（CとかGとか）で弾けるようにしたりといったことができるようになります。
覚えておくと便利なのは”1フレットにつけると半音キーを上げることができる”ということです。
なので2フレットのつけると1音上がることになります。
3フレットですと1音半上がります。
おすすめのカポタスト
一口にカポタストといっても色々な種類がありますが、私のおすすめのカポタストはこれです！
PLANET WAVES NS
このカポの特徴といえば、やはりその弦を押さえる性能です。どのポジションにつけても全く違和感なく美しい音を出してくれます。更に私が気に入っているポイントは指板の後ろ側の湾曲した形です。この形をしているため、ネックの部分を全く傷めることなくカポを装着することが出来ます。
そして、丸くなっている所を回していくことで、弦を押さえていくのですが、”弦を押さえる強さを自分で調整できる”というところがとても気に入っています。
何故か？と言うと、このカポ以外のものですとゴムの力が強かったり、バネの力が強かったりと脱着の際に結構力がいるのと”なんだか締め付ける力が強すぎてギターに負担をかけている気がする”からです。
ダダリオさんからも、軽量タイプのものが発売されていますのでこちらもご覧になってみてください。
バネ式 カポタスト
バネ式 カポタスト こちらはバネの力でギュッと指板を押さえてくれるカポになります。こちらのカポの良いポイントは、一発でフレットに装着できるので脱着が簡単というところです。バネも強力なのでしっかりと弦を抑えてくれます。
私が思う残念なポイントとしては
・バネの力が強いので、ギターに負担をかけている気がする
・ネックの後ろ側の押さえるところが強い力で凹むことがある。
（これは、私の友人がギブソンのギターでこのタイプのカポを使っているのですが1フレットから5フレットにかけてネックの部分がかなり傷んでいました。）
友人は気にしていませんでしたが、ネックに傷ができると演奏の際に引っかかりが出来てしまい、演奏しづらくなります。
といったところになります。
ゴム式 カポタスト
ゴム式 カポタスト こちらは”ゴムの力”でフレットの周りをグルっと回して弦を押さえます。私もギターを始めた頃はこのタイプのカポタストを使っていました。
こちらのカポの良いところ
・価格がお手頃
通常 500円程度で購入できます
私が思う残念なポイント
・押さえる力が強いのでギターに負担をかけている気がする
・力が強いので脱着が大変
ライブやコンサートなどでこのタイプのカポを使っていると、脱着で手間取ってしまいそうです。
装着の際にかなり引っ張るので、ステージの床やステージ外に飛んでいってしまうかもしれません。
まとめ
ということで、今回は3タイプのカポをご紹介しましたがカポにとって大切なことは以下の3点になります。
- しっかりと弦を抑えることができる！
- ギターに負担をかけない！
- 装着が簡単！
この3点を満たすものとして私は
PLANET WAVES NS
をおすすめいたします。
ダダリオさんから軽量タイプのものが発売されています。
この他にも、色々なタイプのカポが販売されていますのでぜひお店で手にとってお気に入りを探してみてください。
今回の記事が少しでもご参考になれば幸いです。
