ギター初心者 指板 クリーニング方法 レモンオイル使用 

アコースティックギターも、長年使っているとホコリ、手汗、手の油などで指板が汚れてきます。大切なギターはいつもきれいに保ちたいですね。今回はアコースティックギターの指板のクリーニング方法をご紹介します。

 

 

指板とは?


ギターのネックにあるフレットとフレットの間の部分です。この指板部分で弦を押さえることで安定した音を出すことが出来ます。
長年使用していると、指板も汚れてきたり滑りも悪くなってきます。
定期的にメンテナンスを行いきれいにしましょう。

 

指板をクリーニングすると良い 3ポイント

  • 見た目がきれい
  • 演奏しやすくなる
  • きれいな音になる

 

指板をクリーニングするタイミングですがこんな時にすると良いと思います

指板クリーニングのタイミング

  • 汚れが目立ってきたとき
  • 中古のギターを手に入れたとき
  • ステージ演奏の前

指板クリーニング手順

今回は実際に指板クリーニング作業をご紹介します。

作業の際は、”ギターピロウ”というギターのネックを支える台があるとスムーズに作業が出来ます。
ネックを支えてくれるので、安心して作業ができます。

弦を全部外す


弦をすべて外します。
通常はこのタイミングで弦を張り替えてしまうのが良いと思います。
写真の弦ですが、茶色に変色して古くなっているのがわかります。
 

指板をクリーニングする


レモンオイルというギター専用のクリーニング剤です。
いらない布などに染み込ませて、指板をこすります。
レモンオイルの効果で指板の汚れや脂分を取り除くことが出来ます。
匂いはオレンジのような香りがします。私は好きな香りですが作業時には換気しましょう。


ネックオイルを塗る


レモンオイルでクリーニングが終わったら、ネックオイルを塗っていきます。
指板面の保湿と艶出しになります。
こちらも、いらない布などで塗り込みましょう。


作業終了
すべてのフレットがきれいになりました。
全体で20分位かかります。

この後、新品の弦を張ってクリーニング終了です。

 


まとめ

今回は指板のクリーニングをご紹介しました。大切なことは以下の3点になります。

 

  • 作業スペースをしっかり確保する 換気もしっかりする
  • 20分位かかる
  • 丁寧に作業する

大切なのは丁寧に慎重に作業を進めていくことです。
今回ご紹介した作業は毎回のメンテナンス作業ではありませんが、半年から1年に1回程度出来るときれいな状態をキープすることができると思います。
今回の記事が少しでもご参考になれば幸いです。