フレットの軽い汚れは、弦交換時に柔らかい乾いた布で拭き取れます。研磨材は指板や塗装、ピックアップを傷めるおそれがあるため、初心者は無理に磨かず楽器店に相談するのが安全です。深い溝、段差、音詰まりは掃除だけでは直らない場合があります。

 

汚れと摩耗を見分ける

フレットは指板に打ち込まれた金属の棒です。軽いくすみと違い、深い溝、平らに摩耗した部分、浮き、鋭い端は専門家に見てもらいましょう。

まず試す乾拭き

弦交換時に柔らかい乾いた布でフレットをやさしく拭きます。液体クリーナーや金属磨き剤は、ギターと製品説明の両方で適合を確認できた場合だけ使います。

研磨が必要な場合の注意

研磨は金属を削る作業です。削りすぎるとフレットの高さや形が変わり、音程や演奏性に影響します。不慣れな方はDIYの手順としてではなく、作業の注意点として読んでください。

指板と周囲を保護する

作業では専用のマスキング材やフレットガードで指板を保護します。金属繊維のスチールウールはピックアップに吸着したり、内部へ入り込んだりすることがあるため、初心者の家庭作業では避けましょう。

適合する器具を使う

専用器具とギターに適合した研磨材を使い、強く押し付けず必要最小限にします。器具や研磨材が分からなければ中止してください。

作業後も音詰まりやビビりが残る場合は、それ以上削らずリペア担当者に相談します。

フレット磨きに使う保護具・クリーナーの製品例

フレットの金属部分を磨く際は、指板を傷つけないための保護と、製品に合った使い方が大切です。通常の手入れは乾拭きから始め、研磨が必要か判断できない場合は無理に作業しないでください。

MUSIC NOMAD GRIP Guards(MN225):指板保護用ガード

フレットの周囲を覆い、磨くときに指板へ研磨材が触れにくくするためのガードです。フレット幅に合うサイズを選び、浮きやずれがないか確認して使用しましょう。

MUSIC NOMAD FRINE(MN104):フレット用クリーナー

フレットの金属部分に使用するクリーニング・研磨用製品です。指板や塗装面に付着させないよう保護し、製品の説明に従って少量ずつ作業してください。

注意:ガードを使っても傷や汚れの付着を完全に防げるわけではありません。研磨しすぎるとフレットを摩耗させるおそれがあります。深い溝や段差、ビビりがある場合は、磨いて直そうとせずリペア担当者に相談しましょう。

指板掃除との違い

フレット磨きと指板ケアは別の作業です。フレット用研磨材を指板に塗ったり、指板用オイルを塗装面に使ったりしないでください。指板の掃除方法もご覧ください。

まとめ

まず乾拭きで状態を確認します。研磨には指板やピックアップの保護が必要で、摩耗や音詰まりは修理の領域です。不安があれば楽器店やリペア工房に任せましょう。