ギター初心者 ストラップピンの取付け方
アコースティックギターには、もともとネックヒールにストラップピンがついているものと、ついていないものがあります。ついていない場合は、ヘッド部分にストラップをつけることになりますが、ギターの扱いが少し難しくなります。そこで今回はネックヒールにストラップピンを取付ける方法をご紹介します。
ストラップピンとは?
ギターには通常、ネックヒールとボディ下部にストラップピンがついておりここにストラップをかけることができるようになっています。
この、ストラップの装着方法は演奏の際にとても扱いやすく安定していると言えます。
ボディにストラップがあると良い 3ポイント
- 安定している
- ギターが扱いやすい
- ネックに負担をかけない
もう一つの、ストラップのかけ方としてヘッドの部分にストラップをかける方法もあります。
しかし、私はこのかけ方をあまりおすすめしておりません。
ヘッドストラップをオススメしない 3ポイント
- 演奏中の扱いが難しい
- 身体の動きと連動してしまう
- ネックに負担をかけている?
私の個人的な意見です。
ストラップをボディに付けるギターをずっと弾いてきたこともあると思いますが、ヘッドストラップにした際に非常にギターが弾きづらく感じました。
大きな理由は、演奏中にネックの位置(上下 左右方向などに)を変えることが出来ず、非常に肩が凝りました。
慣れていないということもあったとは思います。
以上の理由から私は、ヘッドストラップをオススメしていません。
ネックヒールにストラップピンがない?
アコースティックギターには、ヘッドストラップを前提としているものがあり、ネックヒールにストラップピンがないものも多く存在します。
そうすると、選択肢として以下の事が考えられます
ネックヒールにストラップピンが無い場合の選択肢
- ヘッドにストラップをつける
- ストラップは諦めて座り演奏のみ
- ネックヒールにストラップを取付ける
”ヘッドにストラップをつける”は、演奏がしづらくなるし、疲れるので私は選びたくありませんです。
”ストラップは諦めて座り演奏” こちらはある程度現実的だとは思いますが、ステージの場合は立って演奏することが多いです。
なので、私は
”ネックヒールにストラップを取付ける”が最善の方法だと思い、作業することにしました。
ストラップピンの取付け方法
1つはお店にお願いする方法です。
楽器店に相談して、作業をお願いできます。
2つ目は自分で取付ける方法です。
今回はこちらをご紹介します。
ネックヒールにストラップピンがありません。
今回はこのギターにピンを取付けていきます。
ピンの取付けをする際にはこのようなキリを使って下穴を開けます。
下穴をあけることことで、ピンが取付けやすくなることと、ネックヒールにひび割れなどを起こさないようにすることが出来ます。
キリで下穴をあけました。
キリは垂直にあてて、まっすぐ穴をあけるように作業します。
ピンは楽器店で1つ350円程度で販売しています。
このピンをドラーバーで取付けていきます。
結構力が必要です。
ピンの取付けが完了したのでストラップをつけられるようになりました。
ストラップの取付けも完了です。
自分でギターを肩からかけて外れたりしないかの確認をしましょう。
まとめ
今回はストラップピンの取付け方法ご紹介しました。
ボディにストラップを付けられることで快適に立って演奏することが出来るようになりました。
今回ご紹介した”ストラップピンの取り付け”に関しての大切なことは以下の3点になります。
- ギターにとって安全な方法を選ぶ
- 初心者の方は楽器店にお願いするのも一つの方法
- 自分で作業する場合は慎重に
自分で作業する場合も、お店にお願いする場合も大切なのはギターにダメージを与えないようにすることです。
慎重に方法を選んで頂ければと思います。
今回の記事が少しでもご参考になれば幸いです。