ギター初心者 上級フィンガーピッキング演奏テクニックを解説!

今回はギターのフィンガーピッキングでの上級演奏テクニックをご紹介をします。
このテクニックは主に押尾コータローさんが演奏する際にご使用になっている演奏奏法です。

 

ギター初心者の方には少し難しい内容もございますが、ゆくゆくはここでご紹介した奏法も身につけられるとアコースティックギター演奏の幅がとっても広くなります。


是非挑戦してみてください。それでは、一緒に見ていきましょう。

 

上級フィンガーピッキング奏法とは?

アコースティックギター1本で様々な曲や音を表現する奏法です。

 

特に、ギターをパーカッションの様に叩いたり、様々なタッピングハーモニクスでギターの音ではないような音を出したりと、ギターの概念を覆すような演奏方法です。

 

私は初めて押尾コータローさんの演奏を聴いたとき、電撃が走った様に衝撃を受け感動しました。

 

そして自分も、押尾さんの演奏を真似してみたいと思い練習を続けました。
しかし、この奏法がとても難しい・・・

 

当時はまだ、動画もあまりありませんし、曲だけを聴いてコピーできるような技術もありません。


「途中までは、できるんだけど、ここがわからない・・」といったことも度々ありました。

 

何年も練習を続け、友人知人にも聴いたりしながら不明な点を解決することができました。
今回、その基本となる手の形をご紹介します。

 

3つのポイント

  • 右手の様々な部位 爪 手のひら 指を使用する
  • 出来るとメチャクチャカッコいい演奏方法
  • ギターの概念を覆す

とっても大切!きつねの手。


右手は「きつねの手」の形にします。

 

「ん?きつねの手?」と思われるかもしれませんがこれがとっても大切な手の形です。
この手の形に気がつくまで3年かかりました。

 

なぜこの形が大切かというと弦をパーカッシブに叩いてリズムをとる奏法があるためです。

 

押尾さんの楽曲の譜面に、「☓」と書いてある部分が出てきます。

そして、その部分は「中指と薬指で弦を叩く」のです。

 

最初は「中指と薬指の爪で弦を叩く?」意味がわかりませんでした。

 

そのため、右手は指を開いた状態で練習をしていたのですが、うまく演奏できていませんでした。
「あー、なんでできないんだ?」と悩む期間も長かったです。

 

そしてある日友人が演奏しているのをみて。


「きつねの手!これだ!」と気づいたのです。
友人 ありがとう。

 

というわけで、この手の形はとても大切ですので、常にこの形で演奏してみてください。

右手の解説

右手はこの奏法にとって、とっても大切です。


ほとんどの音を、右手を使うことによって出すからです。
(もちろん左手も大切ですが、通常の奏法と比べると右手の役割は10倍くらいになります)

右手内側の使い方


右手内側

親指
ボディヒッティング
親指付け根
palm パーム ギターのボディを叩いて音を出します
人差し指・中指
タッピングハーモニクス
手のひら側面
ブリッジミュート 通常の奏法と一緒です
小指
ボディヒッティング カツ! といった感じの音

右手外側の使い方


外側は主に爪で弦を弾くことに使われます。
特筆すべきは

 

①親指左側の爪を使って演奏する

②人差し指右側を使って演奏する

 

ことです。この2つの指を良く使います。

中指・薬指・小指も爪を使って演奏します。

ギター初心者です。いま押尾さんのフィンガーピッキングの練習をしているのですが上手くできません。どうすればいいですか?
押尾さんのフィンガー・ピッキングは、通常の演奏方法とはまるで違う奏法になります。何度も曲を聞いて練習して感覚を掴んでください。

まとめ

ということで、今回は上級編として”押尾コータローさんのフィンガーピッキング・手の形”についてご紹介しました。

 

最初は、何がなんだかわからず感覚を掴むのが難しく感じると思います。
しかし、この演奏方法ができると他のギターリストとは一味違った演奏ができるようになります。

 

さらに、ギター1本で演奏が完結するので練習もとても楽しいです。
諦めずに練習を続けてみてください。

 

こちらでも色々な演奏法をご紹介していきますので、
一つ一つの奏法を試してみて、
色々な曲や演奏に挑戦してみてください。

 

もし、お使いのギターがエレアコの場合はアンプに繋いで音を出してみてください。
この演奏法は,はじめの頃なかなか大きな音が出ないのでアンプを通して音を確認できると良いです。

 

是非、楽しいギターを練習していきましょう。
今回の記事が少しでもご参考になれば幸いです。