ギター初心者 おすすめ 練習法を紹介
ギターを手にして、「いざ練習を始めよう！」といったところで何から始めればよいのかわからないですよね。
そこで今回はギターを「今日から始める！今から始める」という方におすすめの練習法・考え方をご紹介します。
ここでは、アコースティック・ギターで弾き語りすることを前提にお話をさせていただきます。
初心者の方がはじめに手に取りやすいのは、「教則本」です。こちらの本を買って始めてももちろんいいのですが、「自分の弾きたい曲」がその本の中に掲載されているものを選んでください。私の経験からすると興味のない曲を始めても全然おもしろくないです。特に、メロディーを弾いていく本もありますが、私は初心者の方にはオススメしていません。
なぜなら
- 興味がない（とっても古い曲が練習曲になっている）
- よくわからない（その曲を知らない）
- いつになったら自分が思い描くギターの演奏が出来るようになるのかわからない・・・
ということで挫折に繋がりやすくなります。そこで、ギターを始めたら・・・
自分の好きな曲の練習からはじめましょう！
これから、ギターを続けていくためにもやっぱり”自分のやりたい曲”をやりたいですよね。なので、自分がやりたい曲を見つけて取り組むのが一番良い方法だと思います。
そしてその曲の”スコア”を探して、コードを確認してみてください。
スコアとは“楽譜”のことです。一般にスコアというと音符が書かれているものをさします。そしてギターの場合は便利な“歌本”というものがあります。これは、歌詞とそのコードを表記してあるもので、これを見ながら演奏することができます。
今はネットで”曲名 +コード”と入力するとすぐに検索することができます。曲のコードを確認してコード表からその曲に使われているコードを探します。そのコードが6～8位であればそのまま、その曲を練習していくと良いと思います。
しかしながら、はじめからとてもむずかしい曲に取り組むのは大変です。
なので、私のブログでは初心者の方にオススメの曲を紹介していきたいと思います。
（準備ができ次第順次アップしていきます）
ギター初心者 練習のコツ1
1曲弾ける様になるまでどれくらいかかるの？
いざ！自分の弾いてみたい曲もスコアも見つかって練習を始めるぞ！となり取組み始めるかと思いますが、その前にいくつかお伝えしておきます。ギターはとにかく続けていくことが大切なのですが、途中いくつか挫折しやすいポイントがあるので紹介しておきます。
①1曲弾ける様になるまで早くて3ヶ月 ゆっくりで半年かかります
「えー！そんなにかかるの？」と思った方もいらっしゃるかと思いますが、その位かかると思って取り組んでいただくと良いです。もっと早く弾けるようになると思っていた方もいたと思いますが、これが私の経験からわかってきた事実です。すこし、やる気を落としてしまった方もいらっしゃるかもしれません。すみませんでした。しかし、ここで1つ良いお知らせがあります。
それは、確かに最初は時間がかかるのですが、ギターの良いところは1曲弾けるようになると、2曲目・3曲目はその10分の1位の時間（なので1～2週間）で弾けるようになるということです。そして、更にすごいのはその後4曲目・5曲目となると更にもっと短い期間（2～3日）で弾けるようになります。そんな調子で10曲目位になると、一日もかかりません。最終的には、スコア（歌詞とコード）を初めてみても弾けるようになります。これ、すごいことですよね？
なぜ？初めて見ても弾ける（その曲を知っている、聞いたことがあることが前提です）のかというと、ギターの弾語りのギター演奏部分は基本的に“歌の伴奏をギターで弾いている”からです。
ギターでメロディーは弾いていません。
メロディーは声で歌う部分になります。そのため、ギターで演奏するのは“伴奏＝コード演奏”が中心です。
そして、自分が“弾ける”曲が増えると自分の中にコードが蓄積されていきます。なので、曲数が増えるごとにコードの蓄積がされ、“見ただけで弾ける”ようになるのです。
ここまでくると、キャンプやちょとした集まりの際にギターを持っていけば、その場で歌いたい曲をリクエストしてもらってすぐに演奏することが出来るようになります。
とっても楽しいですし、“ギターが弾ける”っていうだけで男性でも女性でも少し魅力的に見えますよね。
②最初の3日間～2週間位は、指がめちゃめちゃ痛くなります！
「ひえー！こわー」と思った方。またまたすみません。本当は言いたくないことなんですが、先にお伝えしておきます。ギターを始めるとこれがどうしてもハードルとしてあります。特に痛くなるのが、弦を押さえる左指先です（左利きの方は、右指になります）。
私も、ギターを始めた頃は、「こんなに、指先痛くなるの？絶対無理だ。」って思うくらい痛かったです。「でも、テレビで見ると、平気な顔をしてギター弾いてるけど？痛いの我慢しながら弾いてるのかな？」と思っていました。テレビの音楽番組などでは、全然痛くなさそうにギターを弾いているのです。むしろ楽しそうに弾いてました。そして、ここでも良いお知らせです、それは・・・
「指先の痛みは2週間目以降なくなります！」
安心してください。実はある一定の期間をすぎると指先が痛くなくなってきます。個人差はありますが、概ね2週間程度で痛みはなくなります。
③そして指先の皮がむけます
「本当に？」と思った方。本当です。
前項の指先が痛くても我慢して、休み休み練習を続けるとある時指先の皮がむける日がやってきます。すると「あら不思議」ギターをたくさん弾いても指先が痛くありません。あんなに痛かったのが嘘のようです。ここまでくると、ギターを弾くことがより楽しくなってきていると思います。
ここまで、くるのが1つの関門になりますので、ぜひ諦めず練習に取組んでみてください。ただ、注意していただきたいのは「痛みが強い場合はその日は練習を休む」ことです。曲を聞いたり、イメージトレーニングをしたりして時間を使ってみてください。
ギター初心者 練習を続けるコツ2
大切なのは目標を決めて取り組むことです
最後にギターを続けるコツをお伝えします。それは・・・
「目標を決めて、それに向かって練習する」ことです。とても、当たり前に聞こえるのですが、これがとても大切です。そして、その目標はあなたが目標とすることでいいのです。
例えば・・・
- 友達の前で好きな曲を1曲だけ 弾語りをしたい
- 文化祭でステージに立ちたい
- キャンプに行ってみんなで歌いたい
など、なんでも大丈夫です。そして、その目標が達成できたらまた、新しい目標に向かって練習していけばいいのです。
そうすると、いつの間にか“ステージの上でギターを弾いている”自分が当たり前の自分になってきます。ぜひ、目標の自分に向かって練習を続けてみてください。
まとめ
①自分の好きな曲の練習からはじめましょう
②1曲弾ける様になるまで早くて3ヶ月 ゆっくりで半年かかります
③大切なのは目標を決めて取り組むことです
ぜひ、楽しいギターライフを一緒に送っていきましょう。
