※この記事には商品紹介リンクが含まれています。
ギターを長く良い状態で使うために、弦交換や日頃の乾拭きと同じくらい大切なのが保管場所の湿度管理です。特に日本の梅雨から夏は、部屋の湿度が高くなりがちです。
私は2026年の夏、ギターの保管環境を整えるためにタンスのゲンのコンプレッサー式除湿機(10L/日タイプ・商品番号79700006)を実際に購入し、夏の湿度管理に使用しました。今回は、ギターに適した湿度の目安と、除湿機を使う際に知っておきたいポイントを紹介します。
この記事でわかること:ギターに適した湿度、湿度が高すぎると起きること、除湿機の選び方、購入した除湿機の特徴、夏と冬の湿度管理の違い。
ギターの保管に適した湿度は45〜55%が目安
ヤマハやTaylor Guitarsでは、アコースティックギターの保管環境として相対湿度45〜55%を目安に案内しています。木材は空気中の水分の影響を受け、湿度によって膨張したり収縮したりします。大切なのは「できるだけ乾燥させる」ことではなく、極端な高湿度・乾燥を避け、変化を小さくすることです。
参考:ヤマハ「アコースティックギターのお手入れ」/Taylor Guitarsの湿度管理案内
湿度が高すぎるとギターにどんな影響がある?
高湿度の状態が長く続くと、木材が水分を吸収して膨らみ、ボディやネックの状態が変化することがあります。弦高の変化や音の響きの変化につながる場合もあり、極端な状態では接着部などに影響することもあります。
一方、乾燥しすぎても木材の収縮やひび割れのリスクがあります。夏の除湿だけでなく、冬の乾燥にも気を配りましょう。
2026年の夏、ギターの湿度管理のために除湿機を購入
今年の夏は、ギターを保管する部屋の湿度対策として、タンスのゲンのコンプレッサー式除湿機を購入して使用しました。部屋全体の湿度を調整できる家電を使う方法は、ケースの外でギターを保管する場合にも検討したい選択肢です。
実際に使用したところ、部屋の湿度は約80%から50%まで下がりました。湿度が30ポイント下がり、ギターの保管環境として目安にしていた45〜55%の範囲に近づけることができました。窓を閉め切った部屋では数時間程度で、少し窓を開けて換気しながらでも半日程度で湿度が下がりました。これは私が2026年夏に使用した際の実体験です。部屋の広さ・室温・外気の湿度・窓の開け方などによって結果は変わるため、すべての環境で同じ時間・湿度になるわけではありません。電気代については実測値がないため掲載していません。
購入した除湿機の主な特徴
- コンプレッサー式:梅雨や夏の湿気対策に使いやすい方式
- 湿度設定:40・50・60・70%から選択可能
- タンク容量:3L、満水時は自動停止
- 運転モード:湿度設定のほか、衣類乾燥モードなどを搭載
- 移動:キャスター付き
※仕様はメーカーが案内する商品番号79700006の情報に基づきます。除湿能力は室温や湿度などの測定条件で変わります。
参考:タンスのゲン公式製品案内
ギターのために除湿機を使うなら、湿度設定はどうする?
この製品には50%の湿度設定があります。ギター保管の目安である45〜55%を意識するなら、50%設定を出発点にしつつ、別の湿度計でギターの保管場所の実際の湿度を確認する方法が考えられます。
ただし、除湿機の設定値と部屋のすべての場所の湿度が一致するとは限りません。ギターを置く位置やケース内も確認し、湿度が下がりすぎないように注意しましょう。
夏のギター湿度管理で気をつけたい4つのこと
1.デジタル湿度計で確認する
体感だけでは湿度はわかりにくいもの。ギターの近くに湿度計を置き、必要ならケース内も測定します。
2.除湿機の風をギターに直接当てない
除湿機やエアコンの風が直接当たる場所、直射日光が当たる場所は避けます。温度や湿度の急な変化をできるだけ減らしましょう。
3.除湿しすぎない
湿度が低くなりすぎると、今度は乾燥によるトラブルが心配です。目標は「低ければ低いほどよい」ではなく、適切な範囲を保つことです。
4.タンクの排水やフィルターの手入れも忘れない
満水になると運転が停止するため、定期的にタンクを確認します。フィルターや本体のお手入れは製品の取扱説明書に従ってください。
冬は反対に乾燥対策が必要
冬の暖房中は室内が乾燥しやすく、夏とは逆に加湿が必要になる場合があります。年間を通して湿度計で確認し、季節に応じて除湿・加湿を使い分けることが大切です。ギターをケースに収納する場合は、ケース内の湿度管理用品も選択肢になります。
今回購入した除湿機はこちら
私が2026年の夏にギターの湿度管理用として購入した製品は、こちらです。購入前に設置場所の広さ、運転音、排水方法、最新の仕様や価格を確認してください。
まとめ|ギターのお手入れは「拭くこと」と「湿度管理」の両方が大切
ギターを良い状態に保つには、演奏後に柔らかいクロスで拭くだけでなく、保管場所の湿度を確認することも重要です。夏は湿気、冬は乾燥に気をつけながら、湿度45〜55%程度を目安に無理のない管理を続けましょう。
私自身も2026年の夏に除湿機を購入して湿度管理に取り組みました。まずは湿度計で現在の環境を知るところから始めるのがおすすめです。





[…] 関連記事:ギターの湿度管理は何%が適切?夏に除湿機を購入して実践した保管対策(記事公開後に閲覧できます) […]